六月終了講座


○苔テラリウムを作ろう 6月6日(日)

臨時休館中で講座は中止でしたが、材料は手配済みでしたので、
皆さんお家で作っていただきました。

  




○第293回クラシック・セミナー 「土曜の午後の名曲喫茶」
       6月26日(土)  14:00〜16:30

 《サン=サーンス没後100年を記念して》

T チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
    第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
    第2楽章 アレグレット・コン・モート
    第3楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
U ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 作品44
   第1楽章 アレグロ・モデラート /アンダンテ
   第2楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ/アンダンテ/アレグロ
V ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61
   第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
   第2楽章 アンダンティーノ・クアジ・アレグレット
   第3楽章 モルト・モデラート・エ・マエストーソ

久しぶりのクラシックセミナーを楽しみに待っていました。
今月はサン=サーンス没後100年を記念して、
チェロ、ピアノ、ヴァイオリン協奏曲を3曲聴かせていただきました。
今回の3曲は、彼が40歳前後の作曲意欲盛んな頃の作品です。
1曲目の「チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33」はサン=サーンスにしては、
シンプルでこじんまりとしたまとまった曲です。
短調としては暗くなく、少し明るさもある曲です。
2曲目の「ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 作品44」はピアノ協奏曲の中で、
完成度の高い作品です。彼はこの時期にどんどん作品を生み出しています。
3つの主題が全体に登場してくる循環形式を用いた曲です。
3曲目の「ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61」は全体としては、
ドラマチックで聴きごたえがあり、美しい旋律が人をひきつけます。
特に第3楽章は最も演奏される機会が多い楽章です。
最後に、オペラ「サムソンとデリア」の中のアリア「あなたの声で心がひらく」を
聴かせていただき、美しい歌声にうっとりして、クラシック・セミナーは終了と
なりました。
今回も楽しく、そして詳しく解説してくださった講師の高橋一秀先生、
お手伝いいただいた由井昭徳さん、本当にありがとうございました。
16人の参加でした。
来月は7月24日(土)です。
「フレンチ・シンフォニー」2つの個性的な交響曲を学習します。

  



○日本語教室「西山田あいうえお」


 緊急事態宣言解除で、6月23日(水)からやっと教室が再開できました。
昨年度から教室を開けたのは、ほんの数か月だけです。
ボランティアは学習者とメールで連絡をとりながら、この日を待ち望んでいました。
マスクとアクリル板、2mの距離で、声が聞きづらいこともありますが、
そこは大きくはっきりした声を張り上げています。
 コロナ禍、ずっと家にいると暗く沈んでしまいそうになります。
その気持ちは、学習者もボランティアも一緒です。
クラスが再開でき、対面で話ができると、みんなの顔がぱ〜っと明るくなります。
今までにもまして、みんなの顔が生き生きと感じられました。
これからも感染対策を守り、教室が続けられますように。